第1話「八町交差点の景観と安全」

私が市議会議員になった平成28年頃、富山市の八町交差点付近では、雑品スクラップが高々と積み上げられ、景観の悪さもさることながら、その安全性が付近の住民の中で大きな不安になっていました。

そして、私の市議会議員の初質問がこの問題に関するものでした。

廃棄物処理法の対象外の事案であり、市の監督外であることから、当局のヒアリングにおいて「富山市環境部に問いかける様な問題ではない」、「少し見当違いではないか」という声があがり、今から思えば、新人議員として、軽く見られていたのかもしれません。

平成29年の本選挙で当選後、自民党に合流し、副政調会長のポストを得たことから、この問題を会派自民党のテーマに採用し、市内各所の同業他社を含む事業者の視察や、環境省に出向き改正法の意見交換を行うなど積極的に取り組みました。

また、八町において意見交換会を開催した際には、生まれ変わる自民党の活動という主旨から、マスコミの取材もつき、広く問題が知れ渡ったことで解決にむけての大きな弾みになりました。

法律の改正も整い、広聴会で八町の町内から別途要請された問題もあったことから、八幡自治振興会長にも傍聴いただき、改めて平成29年の9月議会で質問いたしました。現在も自治振興会長と連携し、安定した現状の維持に努めています。