第4話「農振除外の手続き期間を大幅短縮」

昭和46年に富山県において導入された「線引き都市計画」ですが、その配置割りにより人口減少に大きな影響を受けた地区があり、私が住む打出集落もそのひとつです。

「線引き都市計画」の問題は、富山市全域の発展の偏りの原因だと思っています。この問題を棚上げしたまま、種々の政策が、「人口当たり」とか、「利用率」で語られることに私は異論を唱えています。

「市街化調整区域」内の農地を住宅用地として転用する為には、「農振除外」という手続きが必要になります。しかし今までは、その手続きに約10ヶ月もかかっていました。

平成30年12月議会における、この問題についての私の一般質問に、富山市の森市長は共鳴し、積極的な改正へ向けた取り組みを約束してくれました。その結果、現在、富山市では約6ヶ月で「農振除外」の手続きが可能になっています。これは近隣の県庁所在地と比べ、圧倒的な速さです。