活動報告

市政報告会、学校再編、本郷中部(寒江)

本郷中部で、公民館をお借りしての形というよりは、本郷中部の町内会で学校再編の話題が持ち上がり、寒江小学校の所在地である本郷中部としてどうすべきかを考えるきっかけとして、市会議員の話を聞こうということとなり、開催に至った今回の市政報告会。

本郷中部においては、今まで、議会ごとに議会傍聴ダイジェストをほぼ全戸配布してきており、まずは江西に聞いてみようと思っていただけたことは嬉しい限りです。

藤田、金岡両議員は、参加するイベントに合わせて途中で退室して行きましたが、私の写真を撮っておしゃれに加工した上で送ってくれました。これも、ありがたいことです。

さて、本日の反応は、やはり新聞等で先行する再編案に皆さん戸惑っており、今に至る流れの説明に、とても興味深い様子で、真剣に聞いてくださいました。

13日に当局の説明があるらしく、その前に聞けたことはとても良かったと喜んでいただけました。

私たち議員のスタンスとしては、賛成や反対をいたずらに煽動するのではないけれども、しっかり判断できるよう、議員ならではの視点で幅広い情報を提供すべきだと痛感した次第です。

市政報告会、テーマは学校再編

11月6日、学校再編をテーマに市政報告会を開催します。本当はもう少し早く行う予定だったのですが、衆議院選挙により、予定を遅らせての開催です。

遅らせたことで、その他の地域の動きも知ることができました。自民党市議もアドバイザーとして複数参加しているようです。

この学校再編について、マスコミの方から、江西さんは反対の立場として、どう思いますかと問われることが度々あり、別に具体に反対しているわけじゃないのに、どうしてそんなふうに思うんですかと聞いたところ、私のこの活動報告を読んでとのこと。

まあこんな市議の活動報告を読んでくれるのは、仕事熱心な記者やたまに仕事で訪ねてくる警察関係者の方だけなのかもしれません。

コロナ禍は議会にも影響を与えています。今年の春に、市議選が行われ、新たに私の所属する自民会派でも8人の新人議員が誕生したのですが、いい意味での交流が乏しく、本当に気の毒に思っています。

そこで、今回の市政報告会には同じ委員会に所属する藤田議員と金岡議員にも見に来ないかと声をかけました。

今この文章は、開催前に書いていますので、詳細は改めて投稿します。

学校再編について考えること

 富山市では、『学校再編について、自治振興会長に集まっていただき、説明会をしたいところ、新型コロナウイルスの蔓延防止の観点から、youtubeにて説明する』とのことで、下のQRコードを記載した案内が自治振興会長宛に配布され、おそらくは各町内会長にも配布されている。

https://youtube.com/channel/UCDZ9Kv7kFWEvoM90kB-kZuA

 私は、この問題に触れると不安な気持ちと、やり場のない嫌な気持ちが、沸々と湧いてくる。

 児童数の減少については、その原因を大きく二つに分ける必要があると考えている。一つは、自然発生的な過疎化によるものと、政策による過疎化である。

 問題は政策による過疎化。

 政策による過疎化とは、簡潔に言うと、農業振興地域の整備に関する法律と都市計画法による政策によって生じた強制的な過疎化地域である。

 旧富山市では、昭和46年に市街化調整区域と市街化区域に線引きする都市計画が策定されており、更には同じ、市街化調整区域でも農業振興地域の整備に関する法律により壊滅的な影響を受けている地域がある。

 現在旧富山市では、15の小学校が再編対象校となっているが、その影響だと私が思う小学校は、例えば、浜黒崎、針原、八幡、草島、倉垣、長岡、寒江、古沢、老田、神明、太田の11校である。

 その内、今からでもその規制から取り放たれれば人口増になると思われる地域もいくつかある。八幡や神明などは大規模校にすら生まれ変わる可能性があると思う。

 私は、議員になってからこの農振除外のことについて、特別力を入れてきた。幸い、森前富山市長もこの弊害に関する理解が深く、集落の維持に政治家として尽力してこられていた。

 現在、コメ余りの中、米価の下落に歯止めがかからず、富山市の農林部による試算においても、米作は赤字である。農業政策を信じて大規模化してきた生産者は、より深刻である。にもかかわらず、食料自給率の低下の恐れがあるということから、農地の転用、農振除外の手続きに関する締め付けを、国は強化してきている。

 小学校の統廃合により、小学校からの距離が離れると、ますます農振除外ができなくなり、ますます家を建てられなくなる集落が発生する。

 教育委員会とも数回話をしているが、教育委員会と行政当局のこの話題に関する情報共有は皆無に等しい。

 更に残念なことに、私に共感する政治家、議員も少ない。

 教育委員会は、児童数の推移を、コーホート変化率とか、有識者の集まりである、通学区域審議会に託すとか、あたかも緻密な対応を主張するけれども、薄い説得力に権威を借りているだけのように感じる。

因みに、通学区域審議会のメンバーは、2つ目のQRコードの通り公開されている。

https://www.city.toyama.toyama.jp/data/open/cnt/3/22630/1/tuugakushinngiiinmeibo.pdf?20210913141930

令和3年前期 江西照康後援会便り作成しました。

多くのご支援をいただき、再選させていただきましたが、新任期早々結膜炎が酷くなるやら、コロナ禍により、ご挨拶や報告に伺えないことに加え、副議長に就任したことから、議会ごとに議会傍聴ダイジェストを作成したり、質問に立つことができず、いったい何をしておるのだとお叱りを受ける今日この頃、まずは6月議会を終え、自分なりに皆様に報告させていただく江西照康後援会便りを作成いたしました。

後援会とは何やら閉鎖的な組織に思われるかもしれませんが、政治活動を行う場合、政治団体を作らねばならず、それを後援会という組織にしている政治家がほとんどです。何故なら、監督行政機関のひな形が後援会だからです。

ですから、後援会便りという名前を使っていても、私を支援して下さる後援会の皆様に限定したものではありません。因みに今まで作成してきた議会傍聴ダイジェストは政務活動費は一切使っていないものの、政務活動だと考えています。

いったい何を言いたいのか、皆様にはわかっていただけない話だと思いますが、政務活動費の一連の問題が発生し、それに憤りを感じ議員になった者としては譲れない主張です、くだらない話ですが。

さてこの後援会便りの中で、『鳥だ!飛行機だ!富山市政のラストマン江西照康です。』といった少し砕けた表現を使っています。これは興味や親しみを感じていただくための表現ですが、このラストマンの意味が皆様にはわかりづらいと思います。

これを語ってしまうと、またまた長い文章になるので控えますが、自分自身の考える課題に対し、「自分の後ろには、もう誰もいない!」という逃げない覚悟を意味しています。

日立製作所の元社長、川村隆さんの著書、一俗六仙に度々登場するフレーズで、私はこの本をを読んで感銘を受けるとともに、私自身市会議員に出ようを考えた理由として、表現に窮していた、まさにその本質を突く言葉なのです。

私はこの8月で55才になりました。最近強く思うことがあります。今の日本人として最も分厚い思考を持っているのは、70代の方々だということです。(80代前半も含む)

久しぶりに書くと、話は転々としてしまいますので、この辺で止めておきます。

令和3年3月議会

いよいよ私の任期最後の議会が始まりました。

3月9日11時より質問の予定です。私の前には高田真里議員が質問するのですが、10時から60分の雄予定です。60分質問は時間の配分が結構大変なので、短く終わることも良くありますから、10時50分くらいから始まる可能性もあります。

今回は、本任期最後の質問となりますので、公民館においてパブリックビューイングを行います。

質問内容をまとめた議会傍聴ダイジェストを添付します。