9月議会閉会

9月議会は閉会しましたが、本議会では連続して前年の決算委員会が行われます。

私の質問は、前の活動報告でご案内した通りの質問を行いました。

質問の成果について報告しますと、食の自立支援事業における、弁当の価格の改定は行うことになりそうです。ただ、その実施は利用者の申し込みの関係から、どうしても翌年の4月になるとのことで、事業者の皆様にはもう暫く踏ん張っていただきたいところです。

水道事業における、大口ユーザの井戸水から水道への転換については、まずは公共施設から働きかけてみるとのことで、できるだけ効率の良い水道利用を目指してもらいたいと思います。

また、私道に敷設された給水管の責任分担区分については、水道法に基づき、できる限り早く見直しを行ってもらえるとのことで、私に相談されたご家庭を含む、こういった環境にある市民の方にとっては、将来の心配の種が一つ解消できることになったと思います。

さて、私が建設委員会において、当局と議論したことが新聞に掲載されたのですが、このことに対する反響が結構ありました。

いつまでこのリンクが読めるのかはわかりませんが、以下の通りです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cbaeb50ee77de02a5ef66357fbe9560200fe049f

この記事ではあらたな東側の動線がわかりにくいのですが、送迎に来た車両が乗降場に停まれないと、その先で大きく回り込まざるをえなので、何としても乗降場にたどり着きたい車両による渋滞が発生しそうです。

西口は乗降場、短時間駐車場、マルート駐車場のすべてが悪く、このエリアを計画した際に、気づかなかったということが、逆に不思議に感じるほどです。

だからこそ、しっかり対策をしてもらいたいものです。

富山市水道料金最高3.16倍?

共同通信の配信ニュースであることから、北日本新聞と富山新聞の双方で掲載されたこのニュース。ちょうど水道料金の議会質問を終えたばかりの私には、この配信ニュースの意味が理解もできないし、納得もできません。

40年前の料金と現在の料金を比較し、その上昇倍率が富山市が最も高いというものですが、現在の富山市の料金は平均的だと認識しています。

とするならば、40年前と変わらない東京をはじめとする大都会の上下水道料金が40年前は異常に高かったことになります。

この配信記事の中で、時折水道料金と下水道料金が一緒になったり、水道だけの話になったりと、一貫性がないことも、よりこの記事を難解なものにしています。

一番水道料金の安い都市が赤穂市で、一番高い夕張がその8倍という話と、県庁所在地では徳島市が一番安いという話。値上げ率の比較の話になったりと、テーマそのものも一貫性がありません。

この話をそもそも整理すれば、下水道の普及率も大きく関係してきます。いわゆる昔の汲み取り便所の家庭の解消率は、そのまま上下水道料金の上昇につながります。払っていなかった家庭が払うだけの話なのです。

だからこそ、40年前に下水道の普及率の既に高い大都会の上昇率は低いし、昔から高いだけの話。

施設整備や、修繕に取り組むタイミングでは、上昇率がアップするし、それが一息つけば、しばらくそのままの自然増で済むことにもなることでしょう。

以前、通信社配信の記事で富山市議会自民党を揶揄する記事を書いたつもりで。我が自民党会派と間違えて記事を書かれたことがあります。

その時に、北日本新聞、富山新聞、通信社にそれぞれ苦情の電話を入れましたが、富山新聞以外は謝らず、北日本新聞は配信記事だから私に言われてもお門違いだと、こちらがより腹立つような回答。通信社は、間違えたからといってどうしろっていうのかと、馬鹿にするように開き直る始末。

今回も、この記事は、だからなんですか?

で終わるのでしょう。

令和7年9月議会開会

9月4日、9月議会が開会しました。富山市の一般会計予算は今回の補正で2千億円を超えてきました。

今までは、議会が始まると議会傍聴ダイジェストを作成し、配布作業に入るので、タイトな日程のやり繰りに終始していましたが、今回は基本的にはネットで配信。つまり、このページでの配信と、YouTubeでの動画配信をすることにしましたので、印刷物が間に合うか、人の手配ができるかという、自分以外のことでのやきもきはなくなりました。しかし、動画の作成をまともにしたことがないのにできるのだろうかと、着手する前の漫然とした不安は抱えておりました。

そんな中、9月5日に、古井康介さんにお会いすることがあり、お願いしたところ快諾してくれ、翌日の6日に急遽撮影に挑みました。

彼には撮影の場で、初めて私の議会傍聴ダイジェストを渡し、そこから事前の打ち合わせもしないままで私のiPhoneで撮影するという、にわか仕立ての設営で、二人きりの2時間を過ごしたのですが、今までしっかり話をする機会もなかったにも関わらず、彼の対応能力はしっかりしており、おかげさまで無事撮影を終了させることができました。

こういった政治関連の広報を行う会社を学生時代に起業した彼の名誉のためにお伝えしますが、撮影後の動画の作成は全て私個人で行っており、パソコンも動画編集アプリもお金をかけずに、あるもので対処しましたので、本当に素人仕立ての動画となっております。

動画については、3話に分割しますが、まだ1話の完成しかしておらず順次追加していきます。

一般質問は、9月12日 14時頃から開始の予定です。

議会傍聴ダイジェスト、YouTubeを下に添付します。

伊東市長の百条委員会の中継を見て思うこと

よそのことは自分に影響がないので、憂鬱になる必要もないはずですが、イライラ嫌な気持ちになる委員会でした。

最近は、追求する側の迫力や思考力がおかしなことになっていると、思わざるをえません。

田久保市長は、まやかし論法で乗り切ろうとしているのですが、質問者がそのまやかしに付きあって、まやかしを崩そうとするものだから、結局何を聞いて、何に答えるべきかが、混沌としてしまう。挙げ句の果てには、東洋大学を悪者にすれば、田久保市長もそれだけは勘弁してくれというとでも思ったのでしょうが、反対に、東洋大学に謝れと逆に責められる始末で、そもそもこんな時は皮肉を込めたやり取りは、きっぱり捨て去り、ストレートに質問する以外はないのです。

子供の漫画の問答のように、かっこよくやりこめようとすると、現実の世界では痛い目にあう。相手をより辱めようとするから、こんなことになるのだと思います。

しかし、田久保市長もここまで往生際が悪いと、最後に自分自身に耐えきれなくなるのではないか。そんな心配すら出てくる百条委員会でした。

参議院議員選挙の敗退を受けて

この度の参院選で、ご協力をいただいた皆様に御礼を申し上げますとともに、良い結果を生むことができず、その想いを無にしたことをお詫び申し上げます。

結果として、今回は迷っている人はあまりおらず、心に固い決心があったように感じています。よって、我々の訴えは空回りをしつづけ、更にその訴えそのものが、より頑なに反対の気持ちを生んでしまったのではないかとさえ感じるのです。

例えば、何かお金を使う施策をお手柄のようにアピールした場合、聞いている方は、別に株式会社自民党が稼いだお金を使うわけでもないのだから、「それは国民のお金だ。お前は何様だ」という感覚を生んでしまったのではないかということ。

私たちは正しく、相手は間違っている。そこをしっかり理解してもらいたいと一方的に話す内容が、SNSなどで、既に論破されてしまっていることにすら気づけていなかった勉強不足。

少ししらけてしまっている自民党員ではない人に向かって、素晴らしい自民党の自画自賛を押し付けようとしたこと。

石破茂総理だけが悪いと思っているのではなく、積もり積もった自民党への反感を持つ人に対し石破総理のせいにしようとする魂胆が見え隠れする自己責任逃れ。この度の不信を招く政策の数々は、別に石破総裁が一人で決めたものではなく、以前彼が話していた内容とガラッと変わっていることから、党の別の考えに協調したのではないかと思います。失言や空気を読まない発言は、個人的に批判する気持ちを生むものの、自民党不人気の本質ではないような気がします。

ガソリン暫定税率の廃止を自民党も考えているけど、間に合わない。各方面への調整を官僚に丸投げする野党は無責任だと、応援の弁を話す若手のホープ。ここまで、決断してこなかった自己責任を丸投げしているではないか。

今回の自民党の戦い方には、思うところが、色々ありますが、他に打つ手が果たしてあたのだろうかとも思います。種部、奥野、中川、庄司県議はよく頑張っておられたと思いますし、今となっては後の祭りですが、堂故さんの良さをしっかり伝えきれなかったことが本当に残念です。