活動報告

静岡県川勝知事の失言について

静岡県知事が失言をしたというニュース。そして、6月議会をもって知事を辞めると言ったとのこと。

知事を辞めることについては、この失言の責任をとってという意味ではなく、そう思いながら一連の発言をしたようです。

速報記事を読んだら、そんな経緯かと思ったのですが、どうやら発言を問題視した記者会見の場で辞任発言をしたようで、そうであれば、過去にも自分の発言について朝令暮改の実績がありますから、これもどうなるかはわかりません。

私は以前から、この知事のことを決してよくは知らないのですが、リニアに反対し続けるので嫌な知事だと思っていました。

さて、その発言は県庁の新入職員に対し、

『野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね」

と話したということですが、許せない発言ではあるものの、世の中はこの発言を批判できるのでしょうか。

実際、野菜を作ったり、牛の世話をしたり、ここでは触れられていないかもしれませんが、米を作ったりする従事者に対して、見合う報酬が取れないことを知りながら放置しているではないかと思うのです。

世の中、ダンマリ川勝、気づかぬ川勝ばかりではないでしょうか。

令和6年3月議会終了

波乱の3月議会が終了しました。何が波乱なのかということですが、それは私にとって、もしくは私の会派にとってという意味です。

本議会では、代表質問と一般質問を行いましたが、一般質問では時間が30分しかないことを、完全に見誤り、みっともないほどの時間不足に陥りました。

質問を終えて帰宅した際、妻から、よくも私に恥をかかせた、驕りが過ぎると責められ、自分にも自覚があっただけに、動画を見る勇気もありません。

https://toyama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=863

言いたかったことは、この投稿の前の投稿のダイジェスト通りなのですが、質問はあまりにも断片的になってしまいました。

さて、今回の議会では我々の会派が少数派となる意見書の採択がなされました。

一つは、地方議員にも厚生年金をかけるよう求める意見書ですが、これは以前から反対です。

議員は非常勤で、誰かに雇用されているわけでもありません。にもかかわらず、それなりの報酬を得ていますが、人間とは貪欲なもので、自分たちにも福利厚生の一環として、厚生年金をかけろと求めるものです。国民年金じゃ、不安だと堂々と主張するとは、同じく勤め人ではない個人事業主の不安は置いてけぼりの、いち抜けたです。

もう一つは、薬物乱用のオーバードーズを防止するための対策強化を求めるものなんですが、オーバードーズは、わかりやすく言えば、麻薬などの代替に一般の風邪薬などを大量に服薬するものです。薬局で購入するところでハードルを作っても、市民生活の混乱は生むことはあれども、濫用が防げるとは、到底思えません。

この意見書は、全国的に一言一句同じものが、公明党から出され、全国的に採択されています。

たまに、なんでこんなヘンテコな規制ができるのだろうと思うことがありますが、こんな意見書が発端なのかもしれません。

オーバードースは、深刻な社会問題ですから、しっかりした現実的な対策が求められるのは言うまでもありません。

令和6年3月議会一般質問

3月議会では、会派代表質問に続き、一般質問を行います。

代表質問と一般質問を同じ定例会で行うのは初めてのことだそうです。

富山市議会議員には一人当たり年間120分の質問時間が会派に与えられます。全ての議員がその質問時間を使い切るわけではないので、大きな会派になるほど、年度末に質問時間が余ってきます。私の会派自由民主党では、30分の時間が余ったこと、会派として慎重姿勢を表明している家庭ごみ有料化の検討事業が上程されてきたことなどから、急遽質問に立つこととなりました。

私は議会のたびに、質問内容を地元地域を中心に地区単位で手配り配布するところが1500軒ほどに加え、後援会や関係団体の方を中心に1500枚を郵送しています。

さすがに今回は、そのようなことが物理的にできませんでした。

ここに、3月定例会の議会傍聴ダイジェストを添付します。

何故か、ダイジェストの名前がおかしげなファイル名にしかなりません。

上が私の議会傍聴ダイジェストです。

令和6年3月議会

2月28日から、富山市議会3月定例会が開会しました。

本議会では、藤井市長の提案理由説明が任期最長の長文で、藤井色を反映した議案上程であったと思います。

さて、12月定例会の議会傍聴ダイジェストで、3月は会派代表質問を行う旨をお伝えした通り、持ち時間25分の会派代表質問を行います。会派の仲間からは、好きなようにしてよいと言ってもらったので、ある程度自由に構成しましたが、この代表質問の持ち時間は質問時間のみの上限であり、質問数の制限や答弁時間を気にする必要はありません。

その為、過去を見ると、ただただ質問を連打する傾向があり、それをここで聞く必要あるのかないのかも含め、当局の施策発表会、我慢大会の様相があります。

そんな質問にだけはしないでくれというのが、会派の仲間からのただ一つの要望です。私の前には、最大会派富山市議会自民党の代表質問60分があり、答弁時間を含むと過去2年間はそれぞれ4時間を要しています。

他会派のことはさておき、一般企業の方などが質問を見たときに、こんな不効率な問いかけがあるか!なんだこれは!と言われないよう、内容発表のインタビューではなく、しっかり考えを引き出すよう構成したつもりです。

尚、会派代表質問を行うので一般質問はできませんということだったのですが、最後に時間が空いたため、急遽30分の一般質問させていただきます。

さすがに議会傍聴ダイジェストの配布は、物理的にもできないので、また改めてこのブログにてご報告します。

今後の農業展望、地域計画の違和感

持続可能な農業を目指す一環として、今後の農地を誰が担うかを決めていく地域計画についての説明会があり参加しました。参加した農家の皆さんはある意味、狐につままれたような感覚になったのではないかと思います。

背景に書いてある通り、法律で決定したこと。地域計画に移行しないと国の支援が受けられないことが分かりますが、目的は何か?何をどうするために誰が何をするのかが分かりにくく、違和感があります。

話を置き換えると、例えば、街なかの商店街のテナントがボロボロと出ていき、また、商売をやめようと思う人も増えてきて、空き店舗ばかりになってくるから、その建物の所有者をさておき、現在商売をしている人と、町内会を集めて何か計画して下さいというのと何ら変わりがありません。

時代が違えば、百姓一揆がおきてもおかしくないくらい、農家にとって屈辱的な話です。

江西さん、もっと頑張ってくれやと叱咤を受けましたが、仲間が少ないのが現状です。

同じように感じてくれる、自民党の仲間を増やしていかねばなりません。