3月議会一般質問を終えて

3月10日、一般質問を終えました。

 翌日の新聞では、市が市営住宅の共用部分のLED 化に向けて前向きに取組む旨が大きく取り上げられましたが、私としては、皆さんに満足のできる答弁を獲得できましたと報告できるものではありません。

 問題は時間です。速やかに対応する必要があるので、今後当局と詰めていきたいと思います。

 今回の質問では、通告した1問目の質問(周辺市町村から考える都市計画の1問目)に対し、複数回再質問を行いました。議員仲間は少しきついと感想を漏らす者もいますが、私に取っては、答弁そのものが私の質問を正面から受け止めておらず、きつい答弁であったと思っています。

1問目最後の、美濃部副市長の答弁も、決して副市長の考えが述べられたものとは思えません。近いうちに直接お考えを聞いてみようと思います。

富山市の議会中継は、質問者と答弁者だけがそれぞれ映し出されます。そのため全体の空気感が伝わることはありませんが、今回の議場は結構張り詰めたものがあったと思います。これからも、それた答弁内容だと感じる場合には、確認する質問を怠らずにしていきたいと思います。

 さて、本3月議会では、代表質問を含めると、私の会派全員が質問に立ちました。

 新人議員が3名いますが、ちょうど昨年の3月議会から、各議会での質問に対し、自分の質問は後回しにして。鬼のようなアドバイスを深夜まで行ってきました。決して偉そうなことが言える立場でもないのですが、それぞれがすごく成長してくれたことを実感しています。

 

令和5年3月議会

早いもので、3月議会が開会しました。

年度としては、令和4年度を締めくくる定例会ですが、令和5年度の新年度予算が発表される、令和5年度のスタート定例会でもあります。

本定例会は会派ごとの代表質問が行われ、その後各議員の一般質問が行われます。

そのため、質問に当てられる日程は延べ5日間であり、私は最終日の3月10日に一問一答、45分で質問の予定です。

最終日となったことにより、郵送作業にほんの少しの余裕ができたことから、久しぶりにA3サイズの議会傍聴ダイジェストを作成しました。

何故、この質問を行うのか。江西照康議会傍聴ダイジェストを添付します。

さようなら松本零士さん

宇宙戦艦ヤマトが放送され始めた頃は、自分自身が幼かったため、少し難しい漫画で面白くないなと感じたように記憶しています。

その後の再放送では面白かったのですが、自分にとって子供心をくすぐられたのは何といっても銀河鉄道999です。

その作者の松本零士さんが、7年前に富山大和百貨店に来られ、講演と絵を販売されました。

画家の絵とは違って、プリントアウトしたものにサインが記されたものなんですが、購入者にはサインのプレゼントがありました。

サインは、宛名を書くと価値が落ちるという話があり、私の前の方々は宛名を書かないサインを貰っていたのですが、私は迷わず宛名を記入してもらいました。

それが影響したのかはわかりませんが、気さくに長く私に話しかけてくれ、サインもしっかりしたメーテルを書いてくれました。

私にとっては感激の宝物です。

松本零士さんの子供時代の冒険話はとても面白く、哲郎と通じるところがあったと思っています。

そんな松本さんの訃報に寂しさが募りますが、心からご冥福をお祈りしたいと思います。

ありがとう!そしてさようなら松本零士様。 合掌。

省庁レクチャー 千原崎交差点について

野上浩太郎参議院議員に骨を折っていただき、日頃の課題や、政策、施策の深掘りの為に、会派の仲間と、各省庁のレクチャーを受けてきました。

私は、千原崎交差点の渋滞解消に負けた方策が無いものか、警察庁の方々に話をお伺いしましたか、この交差点は、今や富山屈指の環状線となる草島線のネックとなっています。

特に朝は、ライトレールの踏切と、近接する千原崎交差点信号の相性次第で、西側は、神通川を超えて、草島まで繋がるような状況です。

テーマは予めお伝えしてあったので、警察庁は富山県警と渋滞解消に向けた協議を既に進めてくれているようでしたが、本来なら、ライトレール絡みで、国土交通省からも有益な情報がないのか、聞いてみたかったものです。

議員のなり手不足の原因

1月29日の北日本新聞に、地方議員のなり手不足のことについての記事がありました。

議員のなり手が不足していることは十分共感するけれど、その理由が議員の厚生年金制度とか、いかにもな回答をしている議長が多いようですが、それは違うと思います。

この回答そのものが、なり手の不足を生んでしまう、人間として信頼できない議員らしい回答だと思うのです。

もしかすると選択肢から選ぶ回答で、これ以外の選択肢がもっとふさわしくなかったのかもしれないのですが、この老後の年金がないという問題は、現職議員が今の議員待遇に関して抱く不満であって、決してこれから議員を目指そうとする人の障壁ではないのです。この質問に便乗し、自らの待遇を良くしよう、大変さをアピールしようという魂胆が見えてしまいます。

問題は、瞼に浮かぶ議員の活動がいかにも卑屈で、上辺だけの愛想と挨拶を振りまく姿と、大変な選挙活動にあると思います。

そして世間ではそんな議員という職業に対する嫌悪感ががあり、それがなり手不足を招いているのだと考えています。

そんな私も現在3期の半ばを過ぎようとしているのですが、私の後を継いで、「私が出ます!」と言ってくれる人がそろそろ出てきて欲しいと思っています。

当然、仕事として行政のチェックをすること、あくまでも市民目線を忘れないこと、長いものに巻かれない度胸のある人が理想です。