令和6年3月議会一般質問

3月議会では、会派代表質問に続き、一般質問を行います。

代表質問と一般質問を同じ定例会で行うのは初めてのことだそうです。

富山市議会議員には一人当たり年間120分の質問時間が会派に与えられます。全ての議員がその質問時間を使い切るわけではないので、大きな会派になるほど、年度末に質問時間が余ってきます。私の会派自由民主党では、30分の時間が余ったこと、会派として慎重姿勢を表明している家庭ごみ有料化の検討事業が上程されてきたことなどから、急遽質問に立つこととなりました。

私は議会のたびに、質問内容を地元地域を中心に地区単位で手配り配布するところが1500軒ほどに加え、後援会や関係団体の方を中心に1500枚を郵送しています。

さすがに今回は、そのようなことが物理的にできませんでした。

ここに、3月定例会の議会傍聴ダイジェストを添付します。

何故か、ダイジェストの名前がおかしげなファイル名にしかなりません。

上が私の議会傍聴ダイジェストです。

令和6年3月議会

2月28日から、富山市議会3月定例会が開会しました。

本議会では、藤井市長の提案理由説明が任期最長の長文で、藤井色を反映した議案上程であったと思います。

さて、12月定例会の議会傍聴ダイジェストで、3月は会派代表質問を行う旨をお伝えした通り、持ち時間25分の会派代表質問を行います。会派の仲間からは、好きなようにしてよいと言ってもらったので、ある程度自由に構成しましたが、この代表質問の持ち時間は質問時間のみの上限であり、質問数の制限や答弁時間を気にする必要はありません。

その為、過去を見ると、ただただ質問を連打する傾向があり、それをここで聞く必要あるのかないのかも含め、当局の施策発表会、我慢大会の様相があります。

そんな質問にだけはしないでくれというのが、会派の仲間からのただ一つの要望です。私の前には、最大会派富山市議会自民党の代表質問60分があり、答弁時間を含むと過去2年間はそれぞれ4時間を要しています。

他会派のことはさておき、一般企業の方などが質問を見たときに、こんな不効率な問いかけがあるか!なんだこれは!と言われないよう、内容発表のインタビューではなく、しっかり考えを引き出すよう構成したつもりです。

尚、会派代表質問を行うので一般質問はできませんということだったのですが、最後に時間が空いたため、急遽30分の一般質問させていただきます。

さすがに議会傍聴ダイジェストの配布は、物理的にもできないので、また改めてこのブログにてご報告します。

今後の農業展望、地域計画の違和感

持続可能な農業を目指す一環として、今後の農地を誰が担うかを決めていく地域計画についての説明会があり参加しました。参加した農家の皆さんはある意味、狐につままれたような感覚になったのではないかと思います。

背景に書いてある通り、法律で決定したこと。地域計画に移行しないと国の支援が受けられないことが分かりますが、目的は何か?何をどうするために誰が何をするのかが分かりにくく、違和感があります。

話を置き換えると、例えば、街なかの商店街のテナントがボロボロと出ていき、また、商売をやめようと思う人も増えてきて、空き店舗ばかりになってくるから、その建物の所有者をさておき、現在商売をしている人と、町内会を集めて何か計画して下さいというのと何ら変わりがありません。

時代が違えば、百姓一揆がおきてもおかしくないくらい、農家にとって屈辱的な話です。

江西さん、もっと頑張ってくれやと叱咤を受けましたが、仲間が少ないのが現状です。

同じように感じてくれる、自民党の仲間を増やしていかねばなりません。

布目南町市政報告

自分の市政報告会というより、町内の行事として、日頃より絶大なご支援をいただいている、布目南町の町内会長が企画してくださった、市政に関する報告会を行わせていただきました。

本町内は、私が発行する議会傍聴ダイジェストを当初より全戸配布いただいており、私の考えを聞くための集いも何度も開催いただいています。

富山市の超少子高齢化の現状と、地域は何をすべきかという課題で話をさせていただきましたが、皆さんには本当に真剣にお聞きいただけたと思います。

9月議会では何を質問しようと思っているのかについても、話をさせていただきました。

今回は事情があり質問の準備もおぼつかないのですが、しっかり頑張ろうと決意した次第です。

線引き廃止の松江市視察

学校統廃合の偏りの原因であり、コメ価格の低迷の一因でさえあると考えている、線引き都市計画。富山県では富山市を中心に昭和46年に導入されています。当時は国からの強制施策でしたが、平成12年に、各自治体の判断によることになっています。しかしながら廃止した場合の影響を恐れてか、県庁所在地では高松市を除き、線引き廃止を実施する都市はありませんでした。

ところが、島根県松江市が今年の2月に廃止を表明しました。まだ未決定のことも多いのですが、その経緯や計画について調査研究をすべく、視察してきました。

線引き廃止という表現は使わない方針ということで、デリケートな部分があることを実感しました。

線引き廃止は、決して夢物語ではなく少しづつ実現していくのではないかと期待しています。実は、テーブルをご一緒した際の藤井市長の言葉なのでオフィシャルなものではないのですが、私がことあるごとに発言する線引き都市計画の廃止にまつわる想いについて、今後もどんどん行って欲しいと言われたのです。今年の6月のことです。

私は驚いて線引き廃止の検討をしていただけるのかと聞き返したところ、現時点では難しいが、私の発言は、ご自身の考えに大きな影響を与えているのだと気さくに話してくれました。

ここは松江市の中心地から5~6キロ離れた市街化調整区域です。現在調整区域のまま宅地造成が行われていますが、この辺りは線引き廃止後住宅化するのではないかとの予測を松江市当局が考えているところです。

近隣にはカントリーエレベーターもあるのどかなところですが、松江の中心地から決して遠くないところです。

富山からは遠い彼方の話ですが、注視していきたいと思います。