自民会派の見解が割れたことによ地元新聞2紙の記事です。
以下、私の見解です。
富山市は保育士の1歳児の配置基準を国が定める6対1よりも手厚い5対1とし、市単独助成を行ってきました。これによる市の負担額は令和5年度の予算額で9800万円を計上しています。
本市においては、昨年度、私立保育園で虐待事案が発生しました。保育士の労働環境を理由にすることは決して許されないけれども、保育士にとってゆとりのある労働環境の確保は、虐待事案防止の上でも効果を見込むことができると思われます。
何より保育士の配置不足は議員全員が感じていると思いますし、自由民主党は、会派が分裂する前から、保育士の待遇改善を市に対して重点要望として提出しており、反対する理由はありません。
敢えて言うなら立民会派からの提案だから、それに賛同することは自民党らしくないという相変わらずの意見くらいでしょう。
反対の討論を聞いてみれば、政府与党自民党は既にやっているから、不要の意見だということです。しかし、来年度の富山市の国に向けた重点要望は、保育士の確保が喫緊の課題となっていることから、【保育士の配置 に対する財政支援の拡充等について 】として提出されます。それも市長と議長の連名で。
本年の地方自治法の改正により、普通地方公共団体の議会の議員は、住民の負託を受け、誠実にその職務を行わなければならないものと明確化されました。
私たち市会議員は誰を向いて仕事をするのか。いつも思うことですが、それを忘れずに活動したいものです。
https://toyama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=787
1時間1分20秒位から、それぞれの討論が始まります。私の討論の後、各意見書の賛否に入りますが、余程動揺したのが、どこで立てば良いのかわからなくなった議員が右往左往しています。
ちなみに7月14日令和6年度に国に要望する重点事業が各議員に配布されましたので、追記します。我々自民党は、藤井市政を応援する立場から、これらの願意は十分理解し活動しています。