よそのことは自分に影響がないので、憂鬱になる必要もないはずですが、イライラ嫌な気持ちになる委員会でした。
最近は、追求する側の迫力や思考力がおかしなことになっていると、思わざるをえません。
田久保市長は、まやかし論法で乗り切ろうとしているのですが、質問者がそのまやかしに付きあって、まやかしを崩そうとするものだから、結局何を聞いて、何に答えるべきかが、混沌としてしまう。挙げ句の果てには、東洋大学を悪者にすれば、田久保市長もそれだけは勘弁してくれというとでも思ったのでしょうが、反対に、東洋大学に謝れと逆に責められる始末で、そもそもこんな時は皮肉を込めたやり取りは、きっぱり捨て去り、ストレートに質問する以外はないのです。
子供の漫画の問答のように、かっこよくやりこめようとすると、現実の世界では痛い目にあう。相手をより辱めようとするから、こんなことになるのだと思います。
しかし、田久保市長もここまで往生際が悪いと、最後に自分自身に耐えきれなくなるのではないか。そんな心配すら出てくる百条委員会でした。