この度の衆議院議員選挙

急遽行われることとなった衆議院議員選挙、富山1区は波乱万丈の候補者選定が行われ、中田宏さんを我々の代表として送り込むことが決定され、今までにはない戦い方での短期決戦を行っています。

中田宏氏は、身近に触れる政治家の中では、突出した実践力を持っていると感じます。昨今新興政党が存在感を増す中で、論客としてどうしても見劣りのする自民党議員が多い中、十分にやりあえる見識や話術があります。中田宏氏は演説やトークの中に必ず政治に関する問題意識、具体な展望を述べるので、何を話していたのかも記憶に残ります。

そんな彼に、国家のために農業をしっかり再生する役割を担ってもらいたいとの思いを込めた対談を行いました。

シナリオのない状態で1時間ほど、農業の現状や課題を述べあったものを、短い時間にまとめてもらいましたが、監督の種部県議に、思いを込めて強い口調で!もっと強い口調で!と尻を叩かれながらのトークですので、私ごときが上から目線で偉そうに見えるところが恐縮です。

さて、今回候補者を決めるために、自民党の常任総務会において、選考委員会を通過した2名のスピーチを聞きました。

若き古井康介さんと、候補者に決定した中田宏さんなんですが、二人とも全く違うタイプで、どちらも素晴らしい政治家だと思いました。古井さんは比例順位が下であることから厳しい現状ですが、何とかここまで到達して欲しいと切に願っています。

謹賀新年 還暦を迎えて

新年明けましておめでとうございます。

私は、本年還暦を迎えることとなりました。60通りある干支の2巡目に入ることができましたが、私の干支は少し特殊なものになります。

丙午、ひのえうまであり、女性にとっては、曰く付きの干支になることから、私の生まれた昭和41年は、人口のくびれを形成しています。

私の一回り前の丙午は1906年、明治39年のことでした、その世代が適齢期を迎える昭和初期の時代は、お見合い結婚が主流だったのでしょうが、丙午生まれの女性はそれだけで、候補者から外されることがあったようです。そして私の生まれた昭和41年の頃は、長寿化真っ只中であったことから、還暦を迎える丙午も多く、その苦労を身に沁みて知っていることと、当時もお見合い結婚が主流であったことから、丙午で女性に産まれようものなら、大変なことになるということが、切実に喧伝されたようです。

私が60歳を迎える今年、そんな馬鹿げた話を誰も真に受けないでしょうが、その頃の人が決して愚かだったとも言えません。

逆を言えば、私達が今正しいと思っていることも、未来の人から見れば、なんとも滑稽な話になっていることも、無きにしも非ずです。

滑稽ならば、まだ良しです。取り返しのつかないことをやってくれたなと恨まれないように、できる限り多面的な視点で、行動していかなばならない、それが地方議員の役割であること、還暦者の役割であるということを改めて覚悟した次第です。

おこめ券は農家、農協への利益誘導なのか?

最近のニュースでは、おこめ券は農家、農協への利益誘導だとか、米価を高止まりさせ、農水省が農家の権益を守ろうとしているのだとの論調が絶えません。

私が結構好きな辛坊治郎までそんなことをラジオで話しています。辛坊治郎の言うことをいつも、感心して聞いているのですが、私の知らない分野についても、こんな浅い視点で話しているのかもしれないと思うと、世の中、何を信じてよいのかわからなくなります。

米の価格は、市場に任せる。鈴木農相がよく言う言葉です。しかし、この言葉は農家を苦しめ続ける、農家虐待の言葉です。鈴木農相をはじめ、農水省は農家のことを顧みてきたとは思っていません。

市場に任せるという言葉は、誠に綺麗で自由なイメージですが、これは一面的な誤りです。肝心の農地は財産権を収奪され、米を作る以外に全く自由が利かないからです。この農地をがんじがらめにしたままで米の価格を自由競争させるので、農地の価値は、負のスパイラルで墜落中です。せめてもの、まやかしの政策が、「減反」です。

石破首相は、このまやかしすら壊し、増産するといったので、それこそ、米作農業の一斉放棄が始まる可能性すらありましたが、それを抑えて生かさず殺さずに戻そうというのが、現鈴木農相の目論見でしょう。

現在、農地はただでも引き受け手がないのが現状です。理由は沢山ありますし、ここで文章に書いても当事者以外は理解できません。

現在、農地の相続を受け、誰も買ってくれないからと、耕作者に無償譲渡を投げかけても、耕作者は原則断ります。何故なら、自分が被相続人なった時、同じ苦労を子孫に残すからです。合わせて、所有権を持つと、借りて耕作するより大幅にコストが上昇します。では、新たに法制化した国庫帰属制度を使えばどうなるでしょう?果たして耕地整理された大型の田んぼでも、百万円(珍しくない一般的なケース)の負担金を国に納める義務が発生します。

それが嫌なので、後生のお願いとして田んぼを貰ってもらうことに成功すればどうなるでしょう?果たして引き受けた農家には、譲渡所得税が課せられることになります。概ね固定資産税評価額の4倍程度(富山市の場合)の価値を無償で貰ったと、税務署は税金をかけてくるのです。ならば国庫帰属は、国への寄付じゃないのか?

今までの安すぎる米の価格は、こんなところにまで皺を寄せてきているのに、その時は知らん顔で、ほんの1~2年、他の物価高騰と同じように値段が上がると、社会問題となる。

おこめ券ごときで、農家が救われるはずもないし、おこめ券ですら、農家を甘やかす施策だと非難する。国民の食の安全は、崩壊寸前です。

12月議会 ほろ苦い閉会

12月18日、12月議会が閉会しました。

私の議会質問は8日に予定通り行われましたが、1問目の地方鉄道の再構築事業に関する質問に時間を割いた結果、2問目の災害関係の質問は、割愛もしくは、次の3月議会に繰り越すことにしました。

さて、タイトルにほろ苦いと書いたのは、仮称とやまくすりミュージアムに関する付帯決議議案を提出したその結果と経過についてです。

令和7年12月19日 富山新聞朝刊

今回の、とやまくすりミュージアムの予算は、債務負担行為は32億円ですが、他にこの富山新聞の記事のとおり、変幻自在な15億円の予算がプラスされます。少し荒い表現ですが、10年間で47億円を執行することになるものです。

しかし、この部分の説明がないことにより、反対する会派もあれば、私たちのように不明なまま承認する会派もあるのです。さらには、それに気づいたり、理解することができない会派もあるのです。よって、議会の責任として、以後、詳細な情報を求める決議を、とやまくすりミュージアムの議案に付帯することを提案したものです。

この付帯決議は、法的な拘束力はなく議会の意思表示として行われることから、私たちの提案が通らなかったということが、現実的な失敗を生むものではありません。

では、何がほろ苦いかと言えば、この現状を認識している議員、会派が少ないこと、逆に、この仕組みすら全く理解しようともしない会派、議員が多かったことです。

私は、市長の提案をしっかりチェックして承認することが、市長を本当に支える支援であり、ちゃんとチェックしているだろうと思っている市民(支持者)を裏切らないよう、議員活動に取り組まなければならないと思っています。しかし、残念なことに、単純に確認もせず「32億円の支払い義務の約束」を承諾した結果となってしまいました。

令和7年12月議会開会、出費拡大の流れ

令和7年12月議会が開会しました。私は12月8日午後1番の1時10分から質問予定です。

ただ、インフルエンサが猛威をふるっていますので、質問通告済の議員が罹患した場合、時間が変更になりますし、何より自分もかからぬよう注意しなければなりません。

今回は、地鉄軌道の再構築事業の問題を1問目に問いますが、この問題、人それぞれ意見が異なることを、市議や県議に聞いてみるだけでも強く感じます。この課題の本質を、富山地方鉄道という企業の救済と見る人は、公共交通とはいえ、一企業の救済などけしからんという怒りを前面に出しています。

私は、誰が経営しても今の地鉄の鉄道事業はうまくいかない、いわゆる構造不況事業だと考えます。だから、行政が出資者的に参加することにより、批判の矛先にならざるをえなくなるような気がします。富山地方鉄道は当然と言えば当然ですが、事業継続は何であれ収支相当もしくは黒字が前提条件と言っているから、行政は増え続ける赤字を引き受ける覚悟が求められます。

私の地域では、恩恵がないだけに留まらず、大変な存続努力をしたにも関わらす廃線にいたった射水線問題もあることから、地域の意見も代弁しておきたいと思います。

議会傍聴ダイジェストを添付します。そして、YouTube版も順次掲載します。残念なことに撮影の際、私のマイクがミュートされていたようで、相方を務めてくれた、奥野さんのマイクを通しての音声になり、聞き取りにくくなっています。