令和6年12月議会(和合公園のこと、自治振興会のこと)

私の3期目の任期も残すところあと4か月となりました。議会としては本12月議会を含めても後2回しかありません。

私は副議長をしていた1年間を除き、全ての議会で質問を行ってきました。そして何を質問するのかを事前に公開することで、皆さんの政治への窓を少しでも開くことができたのか、はたまたできなかったのかはわかりませんが、そんなことをやってきました。最近は、郵便料金の値上げや、郵送スケジュールが遅くなってきたことで、その通知が本当に難しくなってきました。

そんなことから、ばたばたしながら議会傍聴ダイジェストを作成するので、質問の開始時間も最近は、はずすことが続いています。今回の質問も本来は11時からの予定ですが、10時45分でご案内しています。私の前に質問する議員に、何分するのかを確認したところ45分か60分か迷っているとの回答でしたので、45分で見切り発車したためです。ただし、早いのは遅いのを兼ねるとでもいうか、早めにご案内しておけば、見逃されることはないと思うのです。

また、誤字脱字のほか、編集作業をクラウドから行う結果、更新が反映されない状況でいじって、修正前のデータに逆戻りしたりと、いろいろ不具合が発生しております。

 さて、最近は恥ずかしいという美学がなくなってきたのではないかと思うことがあります。今から考えると、政務活動費の問題で辞職した人たちは、その恥ずかしいという考えを持っていた方たちで、それを持たなかった者が、その後何事もなかったかのように活動している。

そんなことができてしまうし、現実その方が得策だともいえる。そんな世界に身を置いている自分は、果たして何者だろうかと思うこともあり、自分の残りの人生をふと考えることもあります。

そして、石丸伸二氏や、山本太郎氏、立花孝志氏など、バックがなくとも逞しく戦う人達を見ると、富山からも若い世代で、すごい人が出てくるのではないかと期待もするし、偉そうなことを言ってきた自分に恥ずかしさも感じます。

和合公園の未着工、当局と自治振興会の間の課題について取り組みます。

何を考え質問するのか。議会傍聴ダイジェストを添付します。

線引き廃止の松江市視察

学校統廃合の偏りの原因であり、コメ価格の低迷の一因でさえあると考えている、線引き都市計画。富山県では富山市を中心に昭和46年に導入されています。当時は国からの強制施策でしたが、平成12年に、各自治体の判断によることになっています。しかしながら廃止した場合の影響を恐れてか、県庁所在地では高松市を除き、線引き廃止を実施する都市はありませんでした。

ところが、島根県松江市が今年の2月に廃止を表明しました。まだ未決定のことも多いのですが、その経緯や計画について調査研究をすべく、視察してきました。

線引き廃止という表現は使わない方針ということで、デリケートな部分があることを実感しました。

線引き廃止は、決して夢物語ではなく少しづつ実現していくのではないかと期待しています。実は、テーブルをご一緒した際の藤井市長の言葉なのでオフィシャルなものではないのですが、私がことあるごとに発言する線引き都市計画の廃止にまつわる想いについて、今後もどんどん行って欲しいと言われたのです。今年の6月のことです。

私は驚いて線引き廃止の検討をしていただけるのかと聞き返したところ、現時点では難しいが、私の発言は、ご自身の考えに大きな影響を与えているのだと気さくに話してくれました。

ここは松江市の中心地から5~6キロ離れた市街化調整区域です。現在調整区域のまま宅地造成が行われていますが、この辺りは線引き廃止後住宅化するのではないかとの予測を松江市当局が考えているところです。

近隣にはカントリーエレベーターもあるのどかなところですが、松江の中心地から決して遠くないところです。

富山からは遠い彼方の話ですが、注視していきたいと思います。