富山市で課題となっている家庭ゴミ有料化に関して、別の見解を持つ、瀬戸市、名古屋市を視察

富山市では家庭ゴミ有料化の検討がなされていますが、その理由は、何度か触れているように、独自の理由を装いながら、全国的にほとんど同じ理由のコピーアンドペーストです。そんななか、独自の視点を持って家庭ゴミ収集に対応している瀬戸市と名古屋市を視察しました。

両市とも、何もしていないのではなく、ゴミ問題をしっかり捉えて、逆に先進的な取り組みを行っています。

瀬戸市は、現在の富山市と同じような状況で、富山市が検討する金額と同じような有料化を昨年度より始める予定でしたが、市長が代わり、条例をひっくり返して、有料化だけれども、今までのゴミ袋の料金を変えずに取り組んでいます。結果、市民には実質的な影響はなく、ゴミの減量化に成功しています。よって、しばらくはこの状態で進めるとのことです。

名古屋市は、平成11年にゴミの非常事態宣言を発表し、分別を細かにし、無料のまま、富山市よりも一人当たりのゴミ排出量を削減することに成功しています。

さらには、原則、各戸の戸別収集を行い、要支援以上の方については玄関先まで収集することや、一時大量ゴミの民間収集も実現しています。

名古屋市では、全国の有料化した自治体がそうしなければならないといった背景を全てクリアした上で、更には、それ以上の取り組みをしており、行政力の強さに圧倒される思いでした。

9月定例議会 質問は12日15時すぎの予定

9月4日 令和6年9月議会が開会しました。

本日、議会傍聴ダイジェストを郵送したのですが、またもやトラブルです。

ダイジェスト作成の時点では、15時30分からの予定だったのですが、私の前に質問予定の議員が、45分質問から30分質問に変更したため、15分繰り上がりそうです。

ダイジェストの印刷は、質問予定決定後速やかに印刷に回しているので、どうしてもこういったことが起きてしまいます。

ダイジェストには15時30分からと書いてありますが、15時15分からの予定です。前の議員の質問が短くなると、さらに前に引っ張られますので、15時くらいから視聴ご用意いただけますと幸いです。

質問内容の一つは、津波ハザードマップの信頼性についてを問うものです。津波ハザードマップは津波発生時の避難行動の基本となるものなんですが、市民に周知されていないどころか、市議会議員も、目を通していない方が大勢ではないかと思います。そんな視点からの議会質問に、そんな視点での答弁がなされる。

こんなハザードマップなら存在する意味がない。今後どのようにすべきか、当局の見解を問うものです。

質問の主旨をまとめた議会傍聴ダイジェスト添付します。

市政報告会 布目南町

布目南町の町内行事の一環として、今年も市政勉強会(市政報告会)を開催していただきました。

いつも沢山の方にご参加いただける町内で、本当に励まされています。当然、私を議会に送り込もうという想いを持っていただいており、その期待に応える活動をしなければ、申し訳がたちません。

ということで、他のご町内ではとてもお話しできないような、自分なりの裏話もさせていただきました。

政治に対する市民感情

石丸伸二氏の東京都知事選挙の結果に対する感想は、支持している人としていない人では明らかに違う反応が出ています。

支持していない人は、ユーチューブでの活動が功を奏したとか、実際は自民党の対蓮舫候補への工作の一環であったとか言うのですが、支持する人の気持ちがここまでわからないものなのか逆に不思議に感じるほどの、的の外れようです。

私は石丸氏を尊敬していますが、それは何故かというと、彼の行動がまさに政治屋政治との決別であり、その実践をユーチューブなどで見たことによるものです。ユーチューブであれ、テレビであれその実践がなければ、誰もファンにはならないでしょう。そしてその実践は、本当に高い能力が求められることが、私のような普通の市会議員でもわかりますし、今まで彼ほど痛快なプロ技を示した人を見たことがないのです。

政策がないとか云々は、寝言のように聞こえます。政策は今まで無責任に言いたい放題のことが言われてきただけの根拠のない広告のようなものであり、支持した市民が求めるのは一つ一つの政策や施策を、政治屋ではない信頼できる人にしっかり検証しながらやってもらいたい。そこに尽きると思うのです。

実際彼の政治屋との決別は、実績を残しており、その様子はネットでも見れます。大きな政策の実績でしょう。

さて、私は福井県の小浜市出身です。昨日小浜市長選が行われ、現職が敗れました。現職は私の兄の同級生であったことから、私の実家は現職の応援をしていたと思います。人柄もよく、真面目な人であったことは私の主観ですが間違いありません。

しかし、こんな結果がでることなんて、少なくとも数か月前までは、考えられなかったものです。

石丸氏については、私は都知事になるものだと思っていましたが、多くの人々はそれが意外であったように、政治に関する市民感情は、確実に根付いていても、ちょっとその横にそれてしまうと、わからなくなてしまう。

よくよく注意しなければならないようです。

議会で質問をすることだけが議員の仕事ではない

たまにそんな言葉を耳にしますが、当たり前でその通りだと思います。

しかし、議員の仕事はわかりにくいので、他に置き換えると、教えることだけが教師の仕事ではない。治療することだけが医者の仕事ではない。商品を売ってくることだけが営業マンの仕事ではない。と同じようなものだと思います。

要はやって当たり前の話の話です。

さて、今回の議会で意見書を提出しました。

会派としてもう一つ、同じ会派の久保議員提案の年金制度改革を求める意見書も提出しています。

以前の報告で、議員に厚生年金を求める意見書に反対したということを書きましたが、老後不安は地方議員固有のものではなく、個人事業主など多くの国民の不安です。先に、自分たちの不安を取り除こうという考えに納得がいきません。別にポピュリズムとかいうわけじゃなく、政策に口をはさむ仕事に関わり、耳障りの良いことばかり言ってるくせに、やることが卑怯で姑息だと思うからです。

私は息子が、文京区に住んでいるので、その近くにある後楽園にたまに行くことがあります。後楽園はいわゆる水戸光圀が造った庭園ですが、その名前の由来は為政者は民衆の先に苦しみ、民衆の後に楽をするという思いが込められてのものだそうです。

議会質問は、内容をお尋ねするのではなく、そうすることが市民にとって良いはずだけれども、そうじゃないのはどうしてなのかを議論する場だと思っており、できる限り質問するべきだと思っています。また、見られてなくても、信用してくれといった支持者の皆さんに対する信義は守るべきだと思います。

少なくとも議員現職の間だけは…