令和6年3月議会

2月28日から、富山市議会3月定例会が開会しました。

本議会では、藤井市長の提案理由説明が任期最長の長文で、藤井色を反映した議案上程であったと思います。

さて、12月定例会の議会傍聴ダイジェストで、3月は会派代表質問を行う旨をお伝えした通り、持ち時間25分の会派代表質問を行います。会派の仲間からは、好きなようにしてよいと言ってもらったので、ある程度自由に構成しましたが、この代表質問の持ち時間は質問時間のみの上限であり、質問数の制限や答弁時間を気にする必要はありません。

その為、過去を見ると、ただただ質問を連打する傾向があり、それをここで聞く必要あるのかないのかも含め、当局の施策発表会、我慢大会の様相があります。

そんな質問にだけはしないでくれというのが、会派の仲間からのただ一つの要望です。私の前には、最大会派富山市議会自民党の代表質問60分があり、答弁時間を含むと過去2年間はそれぞれ4時間を要しています。

他会派のことはさておき、一般企業の方などが質問を見たときに、こんな不効率な問いかけがあるか!なんだこれは!と言われないよう、内容発表のインタビューではなく、しっかり考えを引き出すよう構成したつもりです。

尚、会派代表質問を行うので一般質問はできませんということだったのですが、最後に時間が空いたため、急遽30分の一般質問させていただきます。

さすがに議会傍聴ダイジェストの配布は、物理的にもできないので、また改めてこのブログにてご報告します。

今後の農業展望、地域計画の違和感

持続可能な農業を目指す一環として、今後の農地を誰が担うかを決めていく地域計画についての説明会があり参加しました。参加した農家の皆さんはある意味、狐につままれたような感覚になったのではないかと思います。

背景に書いてある通り、法律で決定したこと。地域計画に移行しないと国の支援が受けられないことが分かりますが、目的は何か?何をどうするために誰が何をするのかが分かりにくく、違和感があります。

話を置き換えると、例えば、街なかの商店街のテナントがボロボロと出ていき、また、商売をやめようと思う人も増えてきて、空き店舗ばかりになってくるから、その建物の所有者をさておき、現在商売をしている人と、町内会を集めて何か計画して下さいというのと何ら変わりがありません。

時代が違えば、百姓一揆がおきてもおかしくないくらい、農家にとって屈辱的な話です。

江西さん、もっと頑張ってくれやと叱咤を受けましたが、仲間が少ないのが現状です。

同じように感じてくれる、自民党の仲間を増やしていかねばなりません。

政治資金不正疑惑のそもそもの動機について

清和政策研究会の政治資金処理が問題となっています。

私にとって最も身近な、野上さんや田畑さんは清和研所属であるため、今は苦悩していることも多いと思います。

さて、国会議員には金がかかる、それは地元の市会議員や県会議員に金をたかられたり、配ったりする必要があるからだと、まことしやかに話す評論家や、それもどきの人がいます。

知らないことに口は挟めませんが、この地方議員に金を配らなければならないという話は、富山については、ないでしょう。というか、自分の知る限りでは全くないです。

別に2人がケチだとか気が利かないというのではなく、その必要性もなければ、そんな土壌も雰囲気もありません。

ここで、わざわざ書く必要もないのですが、年末にネットで政治ジャンルのラジオなんかを聞いていると、そんなことを話す馬鹿なコメンテーターがいるので、年内の大掃除の一環として、ゴミのような情報にはたきをかけておきます。

令和5年12月定例会

11月の30日からなのですが、12月定例会が開会しました。

私は6日の午後1番で、一般質問します。次回年度末の3月定例会では代表質問をしなければならなくなりそうで、私にとっては、今年度最後の質問となりそうです。

そんなことから、60分の時間をいただきました。

1つ目は、公設市場についてです。当初計画に多くの誤算が発生し、結果的にかかる予算が、大幅に増大しています。この問題の根本的な部分について質問します。

他、外国人の農地取得にかかる問題、都市計画と人口流出の問題、一時大量ゴミの処理に関する問題です。

どういった考えて質問するのか、議会傍聴ダイジェストを添付します。

安芸高田市の市長会見から思うこと

最近、個人の力量が凄いと思う政治家がポツポツ出現してきていることを感じています。

それが、誰かということは控えますが、この安芸高田市の石丸市長はその1人です。

石丸市長は地元新聞の大手である中国新聞を相手に堂々と論破していますが、よりによってマスコミを相手にするとは、余程自信と信念がない限りできたものではありません。マスコミはそれなりに論客揃いだからです。

しかし、マスコミは例えば市長と議会が対立した場合、中立に立とうと思うのでしょうが、中立と足して2で割ることは全く違う結果を招きます。

中国新聞は、中立に立った傲慢な気持ちがあるのでしょうが、明らかに市長のロジックは成り立っているものの、議会側にはロジックが存在しておらず、にもかかわらず、その状況を、お互い様な形で報道する為、どうしても議会側に高下駄を履かせてしまわざるを得ず、市長の言う誤報になっているのだと思います。

このマスコミの傾向は、どこにでもあり、自身でも感じることは度々あります。ある意味仕方のないことと思っています。というか、私のような凡人では、迂闊なことはできません。

しかし、この石丸市長のような市長と本当の意味で、市の将来について議論するには、相当勉強しなければならないでしょう。

自分もコテンパンにやられてしまうであろう現状を自覚し、法律や政策、施策を勉強しなければならないと思う暑い夏です。