今後の農業展望、地域計画の違和感

持続可能な農業を目指す一環として、今後の農地を誰が担うかを決めていく地域計画についての説明会があり参加しました。参加した農家の皆さんはある意味、狐につままれたような感覚になったのではないかと思います。

背景に書いてある通り、法律で決定したこと。地域計画に移行しないと国の支援が受けられないことが分かりますが、目的は何か?何をどうするために誰が何をするのかが分かりにくく、違和感があります。

話を置き換えると、例えば、街なかの商店街のテナントがボロボロと出ていき、また、商売をやめようと思う人も増えてきて、空き店舗ばかりになってくるから、その建物の所有者をさておき、現在商売をしている人と、町内会を集めて何か計画して下さいというのと何ら変わりがありません。

時代が違えば、百姓一揆がおきてもおかしくないくらい、農家にとって屈辱的な話です。

江西さん、もっと頑張ってくれやと叱咤を受けましたが、仲間が少ないのが現状です。

同じように感じてくれる、自民党の仲間を増やしていかねばなりません。

政治資金不正疑惑のそもそもの動機について

清和政策研究会の政治資金処理が問題となっています。

私にとって最も身近な、野上さんや田畑さんは清和研所属であるため、今は苦悩していることも多いと思います。

さて、国会議員には金がかかる、それは地元の市会議員や県会議員に金をたかられたり、配ったりする必要があるからだと、まことしやかに話す評論家や、それもどきの人がいます。

知らないことに口は挟めませんが、この地方議員に金を配らなければならないという話は、富山については、ないでしょう。というか、自分の知る限りでは全くないです。

別に2人がケチだとか気が利かないというのではなく、その必要性もなければ、そんな土壌も雰囲気もありません。

ここで、わざわざ書く必要もないのですが、年末にネットで政治ジャンルのラジオなんかを聞いていると、そんなことを話す馬鹿なコメンテーターがいるので、年内の大掃除の一環として、ゴミのような情報にはたきをかけておきます。

令和5年12月定例会

11月の30日からなのですが、12月定例会が開会しました。

私は6日の午後1番で、一般質問します。次回年度末の3月定例会では代表質問をしなければならなくなりそうで、私にとっては、今年度最後の質問となりそうです。

そんなことから、60分の時間をいただきました。

1つ目は、公設市場についてです。当初計画に多くの誤算が発生し、結果的にかかる予算が、大幅に増大しています。この問題の根本的な部分について質問します。

他、外国人の農地取得にかかる問題、都市計画と人口流出の問題、一時大量ゴミの処理に関する問題です。

どういった考えて質問するのか、議会傍聴ダイジェストを添付します。

線引き廃止の松江市視察

学校統廃合の偏りの原因であり、コメ価格の低迷の一因でさえあると考えている、線引き都市計画。富山県では富山市を中心に昭和46年に導入されています。当時は国からの強制施策でしたが、平成12年に、各自治体の判断によることになっています。しかしながら廃止した場合の影響を恐れてか、県庁所在地では高松市を除き、線引き廃止を実施する都市はありませんでした。

ところが、島根県松江市が今年の2月に廃止を表明しました。まだ未決定のことも多いのですが、その経緯や計画について調査研究をすべく、視察してきました。

線引き廃止という表現は使わない方針ということで、デリケートな部分があることを実感しました。

線引き廃止は、決して夢物語ではなく少しづつ実現していくのではないかと期待しています。実は、テーブルをご一緒した際の藤井市長の言葉なのでオフィシャルなものではないのですが、私がことあるごとに発言する線引き都市計画の廃止にまつわる想いについて、今後もどんどん行って欲しいと言われたのです。今年の6月のことです。

私は驚いて線引き廃止の検討をしていただけるのかと聞き返したところ、現時点では難しいが、私の発言は、ご自身の考えに大きな影響を与えているのだと気さくに話してくれました。

ここは松江市の中心地から5~6キロ離れた市街化調整区域です。現在調整区域のまま宅地造成が行われていますが、この辺りは線引き廃止後住宅化するのではないかとの予測を松江市当局が考えているところです。

近隣にはカントリーエレベーターもあるのどかなところですが、松江の中心地から決して遠くないところです。

富山からは遠い彼方の話ですが、注視していきたいと思います。