令和7年9月議会開会

9月4日、9月議会が開会しました。富山市の一般会計予算は今回の補正で2千億円を超えてきました。

今までは、議会が始まると議会傍聴ダイジェストを作成し、配布作業に入るので、タイトな日程のやり繰りに終始していましたが、今回は基本的にはネットで配信。つまり、このページでの配信と、YouTubeでの動画配信をすることにしましたので、印刷物が間に合うか、人の手配ができるかという、自分以外のことでのやきもきはなくなりました。しかし、動画の作成をまともにしたことがないのにできるのだろうかと、着手する前の漫然とした不安は抱えておりました。

そんな中、9月5日に、古井康介さんにお会いすることがあり、お願いしたところ快諾してくれ、翌日の6日に急遽撮影に挑みました。

彼には撮影の場で、初めて私の議会傍聴ダイジェストを渡し、そこから事前の打ち合わせもしないままで私のiPhoneで撮影するという、にわか仕立ての設営で、二人きりの2時間を過ごしたのですが、今までしっかり話をする機会もなかったにも関わらず、彼の対応能力はしっかりしており、おかげさまで無事撮影を終了させることができました。

こういった政治関連の広報を行う会社を学生時代に起業した彼の名誉のためにお伝えしますが、撮影後の動画の作成は全て私個人で行っており、パソコンも動画編集アプリもお金をかけずに、あるもので対処しましたので、本当に素人仕立ての動画となっております。

動画については、3話に分割しますが、まだ1話の完成しかしておらず順次追加していきます。

一般質問は、9月12日 14時頃から開始の予定です。

議会傍聴ダイジェスト、YouTubeを下に添付します。

富山市で課題となっている家庭ゴミ有料化に関して、別の見解を持つ、瀬戸市、名古屋市を視察

富山市では家庭ゴミ有料化の検討がなされていますが、その理由は、何度か触れているように、独自の理由を装いながら、全国的にほとんど同じ理由のコピーアンドペーストです。そんななか、独自の視点を持って家庭ゴミ収集に対応している瀬戸市と名古屋市を視察しました。

両市とも、何もしていないのではなく、ゴミ問題をしっかり捉えて、逆に先進的な取り組みを行っています。

瀬戸市は、現在の富山市と同じような状況で、富山市が検討する金額と同じような有料化を昨年度より始める予定でしたが、市長が代わり、条例をひっくり返して、有料化だけれども、今までのゴミ袋の料金を変えずに取り組んでいます。結果、市民には実質的な影響はなく、ゴミの減量化に成功しています。よって、しばらくはこの状態で進めるとのことです。

名古屋市は、平成11年にゴミの非常事態宣言を発表し、分別を細かにし、無料のまま、富山市よりも一人当たりのゴミ排出量を削減することに成功しています。

さらには、原則、各戸の戸別収集を行い、要支援以上の方については玄関先まで収集することや、一時大量ゴミの民間収集も実現しています。

名古屋市では、全国の有料化した自治体がそうしなければならないといった背景を全てクリアした上で、更には、それ以上の取り組みをしており、行政力の強さに圧倒される思いでした。