私について、私が議員を続ける考え

ホームページはリニューアルしましたが、予算の関係というより、できる限り見た目にお金をかけず、読みやすさを重点に置いた構成になっています。

よって、画像が更新されていないため、本活動報告に出てくる私と、ホームページ上の私のギャップが大きくなりつつあります。その点はご容赦下さい。今の私はこんな感じで白髪頭になっています。しかしこの写真とて、撮影のための写真であり、現実より落ち着いた感じです。

選挙が近づいてくると、私も含めアピール合戦が始まります。最近はネットで常にアピールできますが、私の行動は、世の中の為とか正義のためというのとはちょっと違うと思っています。タチが良いかどうかの違いはありますが、あまり正義感を振りかざすと、逆に信用できないとさえ同業者を見て感じています。

行政、特に地方自治体は基本的に努力してお金を稼ぐことはできません。富山市においては、コンパクトシティや産業振興などで、市税収入を増加させた実績は確かにありますが、予算総額からすれば決して大きなものではありません。

私が、スポットを当てたい守りたいと思い、予算の執行を伴う変化をもたらせば、誰かに関わる何かが減ります。昨日も、以前私が議会で主張し、実現した方針により、悪い影響を受けた方々から切実な要望を受けました。

私が主張することが、世の中全ての人の幸せに寄与するわけではないのです。米の価格が、農家にとって原価割れをしている状況が長年続いており、私は地方議員として、農家の仲間、農地所有者の仲間、集落の仲間の想いを、声高に主張し続けてきました。期せずして、今年は米の価格がいきなり高騰し、世の中、憶測に基づいた犯人探しが話題となりますが、米が原価割れするほど安い値段で取引され、農家が悔しい思いをしているときの犯人捜しは行われませんでした。米の価格の高騰で儲けをむさぼっているのは農家ではありません。農家が戦犯の扱いを受けないよう、また声を上げなければと思っています。

私の正義感は、私の目に見える範囲での正義感です。だから時には、皆さんの反対の立場に立つことがあります。しかし、それらは自分の欲望を満たすためではないことをご理解いただきたいと思うのです。

何の主張もせず、笑顔を振りまき、耳障りの良いことを主に喋り、それらで人気を得て、議員という楽な仕事をエンジョイし続けるという欲望渦巻く世界で、結構厳しく活動していると、私は自分を分析しています。