活動報告

6月定例会の討論

自民会派の見解が割れたことによ地元新聞2紙の記事です。

富山新聞
北日本新聞

 以下、私の見解です。

富山市は保育士の1歳児の配置基準を国が定める6対1よりも手厚い5対1とし、市単独助成を行ってきました。これによる市の負担額は令和5年度の予算額で9800万円を計上しています。

本市においては、昨年度、私立保育園で虐待事案が発生しました。保育士の労働環境を理由にすることは決して許されないけれども、保育士にとってゆとりのある労働環境の確保は、虐待事案防止の上でも効果を見込むことができると思われます。

何より保育士の配置不足は議員全員が感じていると思いますし、自由民主党は、会派が分裂する前から、保育士の待遇改善を市に対して重点要望として提出しており、反対する理由はありません。

敢えて言うなら立民会派からの提案だから、それに賛同することは自民党らしくないという相変わらずの意見くらいでしょう。

反対の討論を聞いてみれば、政府与党自民党は既にやっているから、不要の意見だということです。しかし、来年度の富山市の国に向けた重点要望は、保育士の確保が喫緊の課題となっていることから、【保育士の配置 に対する財政支援の拡充等について 】として提出されます。それも市長と議長の連名で。

本年の地方自治法の改正により、普通地方公共団体の議会の議員は、住民の負託を受け、誠実にその職務を行わなければならないものと明確化されました。

私たち市会議員は誰を向いて仕事をするのか。いつも思うことですが、それを忘れずに活動したいものです。

https://toyama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=787

1時間1分20秒位から、それぞれの討論が始まります。私の討論の後、各意見書の賛否に入りますが、余程動揺したのが、どこで立てば良いのかわからなくなった議員が右往左往しています。

ちなみに7月14日令和6年度に国に要望する重点事業が各議員に配布されましたので、追記します。我々自民党は、藤井市政を応援する立場から、これらの願意は十分理解し活動しています。

令和5年6月定例会

6月8日、定例会が開会しました。5月にコロナ禍における物価高騰支援対策を主とした臨時議会から開催されたため、本定例会は比較的審議内容が少ない議会となります。

私は6月12日の2番目に質問に立ちます。日頃、役所に行政関係の証明を取りに行く際、請求用紙に何をどう書けば、どんな書類が取れるのか難しい思いをしている人も多いと思います。

戸籍は世帯を中心に考えることも多いのですが、この世帯という概念はいろいろあってわかりにくいものです。

何を思って質問するのか。議会傍聴ダイジェストを添付します。

市政報告会 草島

草島の皆さんに向けて市政報告会を開催しました。

同じ会派の藤田克樹、金岡貴裕両市議にアシスタントをしてもらい、短くコンパクトにまとめた報告会ができたと思います。

最後に参加いただいた方々より、我々の会派が是々非々のスタイルで取り組んでいることについて高く評価いただくとともに、実際の議事録や、議会模様の感想などもいただくことができ、驚くとともに、感激した次第です。

政務活動費のあり方

政務活動費の問題がクローズアップされてから早いもので6年以上が経っています。

当初は、公認会計士の方に事前調査をお願いしたり、試行錯誤しながら今を迎えていますが、一昨年に新人として当選した議員には、意味なく理不尽と思えるものも多く、私も、何の意味があるのかと問われると答えようもない決まりなどがあり、やはり、柔軟に変えていくべき必要はあると思います。

政務活動費を使用するにあたり、クレジットカードを使うことは禁止されていましたが、専用のカードを作れば、利用できる。ただし、議員を辞める時にはそのカードを処分すること。ポイントは一切使わないことなど、あまり意味のない子供の規則のような縛りがあることから、馬鹿らしくて使うことができないと自分は考えています。

省庁へヒアリングへ行った際の交通費ですが、このような宛名を書いてもらう必要があります。私たちの場合はまだこれで済みますが、もう一つの自民会派である富山市議会自民党は、富山市議会 富山市議会自民党 何某何某 といった宛名が必要となり、後ろに人がつかえている場合は大変です。

今回、富山駅のみどりの窓口で宛名記入用紙が置いてあることに気づきました。これはありがたいものです。

さて、今回の交通費は片道12,960円となんの割引もない金額です。日頃東京に行く場合は、おとなび割引を使うので、お往復で4千円以上安くなります。

しかし、ポイントが付くからという理由で自分のJRカードを使うわけにはいきません。残念なことです。

オーバードホール中ホール

オーバードホールの後ろに中ホールが間もなく完成します。7月1日に杮落とし公演として、坂東玉三郎から始まりそうそうたる公演が目白押しですが、これらは、中ホールの運営母体による主催事業と、貸館のものに分けれます。

人気の公演はおそらくチケットを取るのも難しいのだろうと思います。

さて、富山出身で優秀な音楽家は沢山いて、組織というより自身の力で活動を続ける第一人者も何人かいます。そういった個人の音楽家の公演などは自身での開催は難しいのだと思いますが、せっかくこういったホールができようとしているのに、それらの公演が見当たらないのは寂しい限りです。

例えば、ソプラノの高野百合絵さんや、バリトンの小林大祐さん。ピアノの塚田尚吾さん、中沖いくこさん、細川千尋さんなど、私が直接、間接的に知る限りでもすぐに多くの音楽家の名前が思い浮かびます。

彼らは、今まで富山の音楽行事に多くの貢献をしてきていますが、音楽家の多くはコロナの影響を受けていると聞きます。

私は富山市の主催行事として彼らを招聘し、富山市が何か企画するべきでないかと考え提案しています。

動きがないようなら、議会の場で市長の見解を聞いてみよかなと思う今日この頃です。