第3話「市街化調整区域の悪影響からの解放」

皆さんは、「市街化調整区域」というものをご存知でしょうか?

「市街化調整区域」とは、市街化を抑制する地域のことで、人が住むために必要な一般的な住宅や商業施設などを建築することが原則として認められていない区域のことです。

写真は、私の事務所に掲示している昭和46年に決定した、一番最初の富山市の都市計画図です。この頃から約50年の間に、「市街化調整区域」から「市街化区域」への線引き見直しは多少あったものの、その線引きはほとんど変わらず、本来積極的な農業投資が行われるはずだった「市街化調整区域」は、ころころ変わる農業政策によりその恩恵もなく、規制ばかりを受けて廃れてきました。

この「線引き都市計画」に関する問題は本当にたくさんあります。私の議員活動において「市街化調整区域の悪影響からの解放」は大きなテーマで、今後、数話に渡り、この問題と私の取り組みを紹介していきたいと思います。